足し算は愚者の所業、引き算は天才の所業。
尊敬する経営コンサルタントの一人、トム・ピーターズ曰く。
何年も前に、ウォルマートは社員コンテストを始めた。あらゆる種類の商品や景品を山のように積み上げた。その目的は、社員の全員が参加して「自分たちが社内で行っている最もバカげた行為」を見つけ出すことだった。
率直に言えば、この方が “社内提案” システムよりもはるかによいと思う。社内提案システムは、結局(役に立たない)ものの足し算だ。反対に、この制度は引き算にあくまでこだわっている
足し算は愚か者の所業、引き算は天才の所業。
(目新しい考えではない。偉大な彫刻家も同じ道をたどっている。素晴らしい彫刻Xはどのように創作するのか? 立派な石の塊を前にして、単に、Xではない部分をすべて削り落とすだけで、でき上がる)
では、自分が追い求める理想の人物像Xになるには何をすれば良いか?
単に、Xではない他のことをやめればよい。
なりたいものになるために、やりたいことをやるために、新しいことをはじめる、ってのも一つの手段だけど、大抵の場合、その新しいことをはじめるための余裕が無いことが多いと思う。
「時間がない」とか「お金がない」とかって言い訳して。
そんな状況を変えるためにも、「やらないこと」や「捨てること」を決めて、それらを先に行ってしまうほうが得策だ。
自然界は、真空空間を嫌う。
これは俺たち人間も同じで、何かをやめたり、余分なものを捨てることで、そこに時間的、あるいは空間的な余裕のあるスペース(すなわち真空空間)ができると、その空いたスペース(または時間)を他のもので満たそうとする意思が働く。
完全に無意識的に働くこの力を、利用しない手はないよな。
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ゆでガエルになる前に自己革命を起こそう
著者と本を切り離して考えるべしかと・・・





